アイコン パナソニック/トルコの電設資材のヴッコ社買収

パナソニックは31日、トルコの電設資材・機器メーカーであるヴィコ社を460百万ドル(450億円、発行株式数の90%取得)で買収すると発表した。
ヴィコ社の営業エリアは、トルコおよび中近東、配線器具の中近東規格であるC規格で、電設配線資材や配線器具を展開しており、今回のパナソニックによる買収は、中近東での展開を優位に進めることを目的としている。

ヴィコ社は本社をインスタンブールに構え、760名の従業員を擁している。
2012年12月期の総資産は、日本円換算で124億円、売上高は133億円となっている。
以上。

最近、自社で海外市場展開するリスクを嫌う日本の企業は、海外の既存企業を買収するケースが目立っているが、破格値で購入しているようでならない。
今回のパナ社の買収価格も133億円の売上高の会社を450億円で買収するというもので、ヴィコ社から投資額を回収するのは至難の業となる。ならば、ヴィコ社の売上高を10倍以上に早期に引き上げることが求められるが、パナ社製品を売り上げる窓口にするとか余程の戦略がない限り、不可能だろう。
何か、海外企業やM&Aコンサルに足下を見られるようでならない。
なお、パナソニックは、買収資金については自己資金で賄うとしている。
安倍さんに喰っ付いてトルコへ行き、衝動買いしたのであろうか。

[ 2013年11月 1日 ]
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