アイコン レオハウスのナック/第3四半期 大幅増益増収

同社の事業は、ダスキン代理店事業、宅配水のクリクラ事業、建設コンサル事業、レオハウスの住宅事業の分野に分かれているが、最近、通販事業も始めたようで、すでにダボハゼの領域に至っている。
レオハウスの住宅事業では、ジェイウッド(建築業:売上高11億27百万円)の買収もあり、売上高は220億49百万円(前年同期比23.3%増)となった。
しかし、利益面では、前期を上回る出店展開を行ったことにより出店費用等が増加し(前年同期の10店に対し当期間は15店を開設、当期末店舗数46支店、44展示場)、営業利益は5億40百万円(前年同期比▲10.3%減)となったとしている。
なお、住宅の受注残は、前年同期比29.7%増の1,860棟となっている。

喧嘩別れした兄貴分のタマホームを追っかけても、人材問題、広告費用、出店増に伴う展示場負担に明け暮れ、利益には限界が生じる。大幅増の出店は、住宅建築環境がよければよいが、一旦、住宅不況に陥れば、逆に大きな負担となるどころか、不採算店の閉鎖に伴う特損計上で利益を脅かす。将来にわたっての市場性も見据えた出店が必要だろう。
ちなみにタマホームは沖縄を除く全国各県に229店舗を出店、また、8月末時点の注文住宅の受注残数は3,808棟となっている。こちらはイケイケドンドンが収拾付かない。最近では分譲マンション開発、建築条件付分譲地販売も行っている。海外へも拠点を構えたが、どうなっているか興味もわかない。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
13年3月第2四半期
32,785
1,307
1,311
401
14年3月第2四半期
39,631
1,408
1,423
773
14/Q2/13/Q2比
120.9%
107.7%
108.5%
192.8%
14年3月期予想
93,400
5,150
5,170
2,850
14期予想/13期比
128.6%
115.9%
116.0%
115.5%
13年3月期
72,621
4,444
4,456
2,467
12年3月期
64,307
3,474
3,454
1,700
11年3月期
54,571
2,519
2,518
2,021
 
[ 2013年11月11日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索