アイコン 土佐電鉄 元会長で県議の西岡寅八郎氏の私物化浮き彫り 偽領収書発行

今春には暴力団との関係が取りざたされ土佐電鉄の会長を辞任した現自民党の西岡寅八郎県議が、航空券など出張したことを証明する資料を添付せずに、約350万円分の旅費の領収書を土佐電鉄に発行させていたことが土佐電鉄の内部調査でわかったと11月14日報道されている。
西岡寅八郎県議は、平成21年度から昨年度までの4年間の出張旅費、合計約350万円分の領収書を、航空券や鉄道の乗車券など、出張したことを客観的に証明する資料を添付していなかったにもかかわらず、土佐電鉄に発行させていたという。
その際、西岡県議は「県議会の政務調査費の請求に使う」として領収書の発行を求めたという。
土佐電鉄は、「領収書が西岡氏に不適切に使われた可能性があり、客観的な資料を確認することなく領収書を発行した土佐電鉄の責任はきわめて重いと痛感している」としている。

なお、土佐電気鉄道では、2013年6月27日の株主総会で、暴力団お付き合い問題により今年3月竹本昭和社長と西岡寅八郎会長が辞任、4月から空席になっている社長・会長の後任は決めず、川竹昭夫専務が代表取締役を務める現経営陣の続投が承認されている。(西岡独裁体制が長く続き、会社の呈をなしていないようだ)

<土佐電鉄社長、組長の名で威圧>2013年3月22日当時の記事
土佐電気鉄道の(竹本)社長(72)が昨年5月、土電本社で面談した男性株主(63)に対し、元暴力団組長(故人)の写真を見せ、「(元組長から)名刺ももろうちゅう。何かあったら、わしの名刺を見せたらえいきと言われちょった」などと発言していたことが分かった。
社長はその際、指定暴力団山口組トップの篠田建市(通称・司忍)6代目組長、同ナンバー2の高山清司弘道会会長の名前も口にした。
社長は高知新聞の取材に対し、元組長との関係を誇示したことは認め、「(男性株主が)あんまりやかましいき言うた」と説明しているという。
竹本社長は、西岡会長から上述のお二人を紹介されたという。

この問題は、面談した株主と思われる人物が、面会時に録音して、その録音をyoutubeに流したことから、動かぬ証拠となっていた。
 

[ 2013年11月15日 ]
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