アイコン 北九州市小倉北区/また建設会社の社長襲撃され重傷

北九州市小倉北区常盤町、建設会社社長の男性(47)が22日午前6時ころ、出勤しようと自宅の駐車場に止めていた車に乗り込もうとしたところ、何者かに顔や腕、足など4ヶ所を包丁のような刃物で切られて重傷を負った。
警 察は、犯行の手口などから暴力団が関与した疑いもあるとみて、殺人未遂事件として、現場から逃げた男の行方を捜査している。命に別状はないという。犯人の 男は、身長1メートル70センチくらい黒っぽいフルフェース型のヘルメットをかぶり、全身黒っぽい服装で、走って逃げたという。
現場は、JR小倉駅から東に2キロほどの住宅街の一角。

福岡県では一昨年11月と去年1月にも建設会社の幹部が拳銃で撃たれて、死亡したり大けがをしたりする事件が相次いでいる。
2011年1月以降、建設会社を狙った発砲などの事件が12件発生し、3人が死傷している。
このうち、11年に飯塚市で発生した2件の発砲事件で指定暴力団太州会(田川市)幹部が逮捕されたが、ほとんどが未解決のまま。
 07年〜12年に、福岡県で発生した事業者(建設会社含む)襲撃は、計123件。6年間すべての年で、全国ワースト1で、県警幹部は「建設会社からのみかじめ料や工事の下請け参入が暴力団の資金源になっている。襲撃はこうした不当な要求を拒否した事業者が狙われている可能性がある」と指摘している。
 ただ、2012年10月に改正暴力団対策法が施行され、12月に指定暴力団工藤会(北九州市)が「特定危険」に、同道仁会(久留米市)、同九州誠道会(大牟田市、解散済)が「特定抗争」に指定されて以降、事業者襲撃は1件に止まり、県警は「改正暴対法の効果が出ている」と分析していた。

[ 2013年11月22日 ]
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