青島の石油パイプライン破裂・爆発の原因
China Radioは22日、青島黄島区中国石油化工(シノペック)石油輸送パイプ破裂事故の現場指揮部によると、事故の原因は、パイプラインから漏れた石油が、 都市のパイプラインネットワークに入り、ガスと混ざるなどして引火し、爆発したとみられていると報じている。
11月22日午前3時ごろ、黄島石油倉庫から濰坊までを結ぶ地下の輸送パイプラインで、朝方に中国石化グループの子会社が修理を行っていた際に爆発が起きたという。
まず、石油パイプラインが破裂。破裂後の午前3時15分頃にパイプラインの輸送は停止されたが、路面1000平方メートルの広範囲にわたり石油が漏れ出た。また、一部が下水管を通じて膠州湾に流出、海面にも3000平方メートルに渡って広がったという。
しかし、午前10時30分ごろ、黄島区の地下と海面で爆発が起き、午後6時までに事故による死者は35人、負傷者166人にのぼり、ほかに死傷者がいないか確認を急いでいるという。海面の汚染防止措置はすでに施している。
以上。
石油パイプラインとガス管などのインフラが同じ地下の共同溝に埋設され、8月に稼動したばかりの新設パイプラインに、何らかの亀裂が入り破裂、石油が対利用に漏れ出て、共同溝の中で揮発化し、引火原因物(電気系統)により、ガスもろとも爆発したようだ。
海面でも爆発するというすさまじい爆発であったようだ。
パイプラインの品質レベルに問題か、安上げのためでたらめ工事か。
[ 2013年11月23日 ]
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