アイコン ボーイング787/積乱雲中では推進力低下で機種変更、問題はその後も続いている

日本航空は11月23日、ボーイング787型機のエンジンで積乱雲の中を飛ぶと推進力が低下する恐れがあるとして、国際線4路線で別の機体を使用すると発表した。
日航は、成田や羽田空港とシンガポール、シドニー、デリーを結ぶ路線分の機体を変更する。
エンジンはロールスロイス製。

B787型機は、複合材を機体の約50%に使用することで軽量化に成功、結果燃費効率が約20%も向上し、近年の原油高の影響で高騰する燃料費の節減につながる上、従来の中型機より航続距離が大幅に伸びた。そのため、いままでは大型機でしか飛べなかった日本から欧米への路線にも就航できるようになったのだが・・・・。

 7月12日には、エジプト航空のB787型機が、ロンドンのヒースロー空港で駐機中に火災が発生。英運輸省の航空事故調査局(AAIB)は7月18日、墜落時などに遭難信号を発信する航空機用救命無線機(ELT)のバッテリー(ハネウェル製の二酸化マンガンリチウム電池)が火災の原因になった可能性があるとの中間報告を発表している。

7月18日には、ボストン発の日航B787型機(乗客184人、乗員12人)が、離陸して1時間後に右側エンジンの燃料ポンプの不具合を示す表示が出、ボストン空港に引き返した。

7月22日には、カナダ上空を飛行中の米ボストン発成田行きの日航B787型機で主翼のフラップ(高揚力装置)の不具合を示す表示が出た。同機は通常運航を続け、同日午後3時頃、成田空港に着陸していた。

積乱雲は、夏や南国だけではなく冬でも発生する。

ボーイング787

[ 2013年11月25日 ]
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