アイコン 元警察官の今村邦男松山市議を恐喝で送検 銃刀法違反でも逮捕されていた

愛媛県松山東署は24日午後、松山市議の今村邦男容疑者(67歳、愛媛県松山市古川南3丁目)を恐喝容疑で松山地検に送検した。
この事件は、松山市内の市役所の男性職員の弱みに付け込み、その男性職員と父親から現金200万円を脅し取ろうと、現金を要求した文書を郵送。その書面で、入金先に指定していたのは京都府の金融機関の口座で、通帳は松山市役所別館の議員控室から見つかった。
16日の市役所への捜索では、別の通帳やパソコンのほか、市職員名簿など計9点が押収されていた。今村容疑者は容疑を否認しているという。

また、当事件では、今村が行政書士の立場を悪用し、懇意にしている市役所職員に、被害の市役所職員男性の戸籍照会を行い、その市職員が、被害市役所職員の個人情報を提供していたことを認めている。当市役所職員は、自らの部署のパソコンは使用せず、異なる部署のパソコンを使用して閲覧、個人情報を取得していたことを認めている。こうしたことからも、単に今村とネンゴロな間柄で、行政書士の身分とは関係なく、私的な関係から情報提供していたものと見られる。

特認行政書士制度で、警察官などの公務員で役職17年以上の経験者は、ピストル所持の犯罪者でも、刑期終了後、行政書士になれる制度そのものが何かおかしい。

2002年4月28日投開票された松山市議選で、7年前に短銃押収を偽装しようとした事件で有罪判決を受けた元警部今村邦男(55)が初当選していた。
今村は銃器薬物対策室(当時)にいた1995年春から秋にかけ、別の捜査員とともに、覚醒剤事件の捜査協力者に依頼して不法入手した短銃2丁を銃器薬物対策室のロッカーなどに隠していた。 
うち1丁はこの協力者の仲介で、捜査員の1人が自費で購入したもの。今村はこの事件で同年10月に懲戒免職となり、翌年に銃刀法違反(不法所持)の罪で懲役2年執行猶予3年の有罪判決を受け、控訴しなかった。暴力団的な血が流れているのだろう。こうした人物を市議に選ぶ松山市民の民度の問題だ。
 

[ 2013年11月26日 ]
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