赤と黄色の戦いタイ 今度は黄色が外務省・財務省占拠
タイの首都バンコクでは、インラック政権の退陣を求める反政府デモ隊のうち1000人以上が外務省の敷地に突入した。
デモ隊は乗用車と6輪トラックのそれぞれ1台を外務省の敷地に乗り入れた。デモ隊の指導者らは、外務省を占拠し、一晩とどまると宣言した。
これに先立ち、約1000人のデモ隊は財務省に突入し、占拠した。指導者は他の政府施設も占拠するよう呼びかけている。
クタ、タイ通信では25日午後2時過ぎ、タイ財務省主計局のビルに侵入し占拠したと報じている。反政府グループは、ビルの電気系統を切断し、同局の占拠を続けている。
赤色のインラック実兄である罪人(巨額不正献金と所得隠し)のタクシン元大統領は、刑に伏すことを選択せず、国外逃亡を続け、現在はドバイなどに滞在している。その甲斐あってマンUのオーナーであったほど大金持ちのため、欧米中近東諸国も全世界が放任している。
その間、実妹が政権に付き、公約では兄の恩赦などしないとしたものの、やはり血脈、帰国したがっている実兄を思い余って、恩赦法を検討している。そこで、立ち上がったのが、黄色であり、今回の大規模デモに発展している。
赤色はタクシン派、黄色は民主市民連合。
インラック政権の前は、黄色であったが、リーダーシップ力がまったくなく、政権は赤色に取って代わられていた。
[ 2013年11月26日 ]
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