アイコン 嘉麻市吉永雪男議長を下請強要未遂容疑で逮捕 関電工の嘉麻太陽光発電事業

福岡県警は28日、同県嘉麻市で建設中の太陽光発電所の工事に、地元業者を入れるよう迫ったとして、強要未遂の疑いで嘉麻市議会議長吉永雪男容疑者(76)を逮捕した。
逮捕容疑は、2012年9月と2013年6月、嘉麻市にある吉永容疑者の事務所や議長室で、事業主の電気設備会社や土木会社の従業員らに「地元の業者を使え」などと特定の企業名を挙げて迫った疑い。県警は認否を明らかにしていない。
 太陽光発電所は、嘉麻市の市有地などに建設予定で既に着工。吉永容疑者が名前を挙げた地元企業は工事に参加していない。
 以上。

国会議員の過去の事例のより、議長も企業名を上げなければ、逮捕されることはなかったろう。
事業主も遠方のようで、過疎化が進む筑豊という特殊な場所柄を知らなかったのだろう。その事前対策を怠ると面倒だ。
嘉麻市での前回の太陽光発電所は、平成24年7月1日運転開始で、芝浦特機が設計・施工、事業主は九州ソーラーファーム1合同会社となっていた。芝浦特機は、北九州の会社であり、抜かりなくやったのだろう。今回の分も当然、入札には参加したものと思われる。

<関電工の嘉麻太陽光発電事業>平成25年3月 28日リリース
株式会社関電工
嘉麻太陽光発電事業に関するお知らせ
今般、福岡県嘉麻市及び飯塚市に合計18.75MW の発電設備容量のメガソーラー発電所を建設し、太陽光発電事業を行うことといたしましたのでお知らせいたします。
当社は、昨年10 月30 日に発表いたしました「再生可能エネルギー発電事業への進出について」において、風力発電事業会社を買収するとともに、メガソーラー発電所の建設やマイクロ水力発電設備の開発に着手し、再生可能エネルギーによる発電事業へ本格的に参入することといたしました。
このたび、当社として3 箇所目となるメガソーラー発電所を福岡県嘉麻市と同県飯塚市に建設することといたしました。
本年7 月より建設を始め、平成27 年12 月の運転開始を予定しております。当発電所は第一発電所と第二発電所で構成され、発電設備容量はそれぞれ13.75MW、5.0MW であり、発電した電力は全て九州電力に売電いたします。
また、年間発電電力量22,500MWh は、一般家庭約4,000 世帯分の年間消費電力量に相当します。
なお、当発電事業は、当社が全額出資する特別目的会社「嘉麻太陽光発電株式会社」が事業運営を行ってまいります。特別目的会社及び発電所の概要は別紙のとおりです。
今後とも当社は、電力の安定供給やお客様設備の信頼性向上に取り組むなど、企業としての社会的責務を果たすと同時に、新たなる飛躍への足固めにグループの総力を結集し、皆様のご期待に応えてまいります。
 
<特別目的会社の概要>
(1) 会社名 嘉麻太陽光発電株式会社
(2) 所在地 福岡県嘉麻市
(3) 資本金 50 百万円
(4) 出資者 株式会社関電工(100%)
(5) 設立年月日 平成25年3月19日
 
<発電所の概要>
関電工
 
嘉麻第一太陽光発電所
嘉麻第二太陽光発電所
所在地
福岡県飯塚市+嘉麻市
福岡県嘉麻市
敷地面積
938,000 ㎡
127,000 ㎡
 
1,065,000 ㎡
発電設備容量
13.75MW
 5.00MW
 
18.75MW
発電電力量
16,020MWh
 6,480MWh
 
22,500MWh
一般家庭の年間電力消費量
3,982 世帯分
CO2 削減量
年間8,662t
送電電圧
 66kV
売電先
九州電力株式会社
着工
平成25 年7 月
平成27 年4 月
運転開始
平成27 年12 月
平成28 年6 月
建設費
 約67 億円
 

[ 2013年11月29日 ]
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