アイコン 中国の観光法改正で済州島観光客▲59%減少 ぼったくりツアー規制

中国・人民網は28日、中国の「観光法」が10月1日に施行されてから2ヶ月近くになるが、韓国の済州島を訪れる中国人観光客が大きく減少している。
韓国銀行(中央銀行)が27日に発表した地域経済報告によると、10月に済州島を訪れた中国人観光客は延14万2000人で、今年8月の観光客数(延35万人)に比べて▲59%減少していると韓国聨合ニュースが伝えていると報道した。
聨 合ニュースはほかに、済州島を訪れた観光客数が28日に初めて年間1000万人を突破したと報道している。また、今年韓国を訪れた外国人観光客が10月末 で前年同期比9.3%増の1034万人に達した。外国人観光客が初めて1000万人を超えた昨年に比べ、一月早い大台突破となった。
 中国人が最も多く、全体の36.5%にあたる377万4000人。次いで日本人が231万人で22.3%だが、反日政権と円安などの影響で前年同期比▲24.0%減少している。
以上。

中国の改正観光法では、これまで、ツアー料金を安価に設定し、ツアー客を半強制のオプション設定により、いろいろな費用を取ったり、店舗に連れ周り、結果、ボッタクリツアーの高額ツアー料金になっているとして、旅行業者に対して、ツアー価格とオプション価格を明確にするように改善させた。
そのため、ツアー価格が2割以上大幅上昇、特に韓国への観光旅行が大幅に落ちていると中国では報じられていた。しかし、韓国のマスコミは、10月でも年間の観光客数で報じ、減少幅を明らかにしてこなかった。
済州島の場合は、季節的な変動もあるだろうが、中国では、本年は中秋節と国慶節により、9月30日から10月7日までの大型連休となっており、それを考慮すれば、大幅な落ち込みといえる。ソウルや釜山も当然、中国の改正観光法により大打撃を被っているものと見られる。
改正観光法でも、韓国で中国観光客の打撃を受けないのは整形手術ツアーだけだろう。
 

[ 2013年11月29日 ]
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