OCZテクノロジー/破産へ 東芝資産買収意向 決裂の場合会社清算へ
米ソリッドステートドライブ(SSD)メーカーの「OCZテクノロジー・グループ」は、東芝から買収提案を受けたと発表した。
資産売却に関する交渉は「実質的に完了した」としている。OCZの時価総額は約4300万ドル(約43億円)。
OCZは、東芝および債権者であるハーキュリーズ・テクノロジー・グロース・キャピタルとの最終文書をまとめ次第、すぐに破産申請する見込みだと明らかにしている。
また、東芝と合意に至らない場合、早急に破産と清算を申請する予定。
OCZは5年間にわたり年間利益を計上していないほか、約1年にわたりSSDに用いるNAND型フラッシュメモリーの不足に直面している。さらに、昨年には米当局から会計処理をめぐって調査を受けていた。
SSD:ソリッドステートドライブ(solid state drive)とは記憶装置として半導体素子メモリを用いた、ストレージ(特に、ディスクドライブ)として扱うことのできるデバイス。
[ 2013年11月29日 ]
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