アイコン 米経済NOW 12月も好調維持 2013.12.17

<鉱工業生産指数 予想より大きく前月比1.1%上昇>
1、11月の米鉱工業生産指数は1年ぶりの大幅な伸びとなった。
米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した11月の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値)は前月比1.1%上昇。前月は0.1%上昇(速報値0.1%低下)に修正された。
鉱工業生産全体の75%を占める製造業の生産指数は0.6%上昇。前月は0.5%上昇(速報値0.3%上昇)に修正された。

<12月PMI54.4ポイント>
2、マークイットが発表した12月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.4で、予想の55.0をやや下回ったが、拡大基調は維持した。雇用指数は9ヶ月ぶりの高水準となった。
11月のPMI改定値は54.7と、1月以来の高水準をつけていた。50が拡大と縮小の分岐点となる。
生産指数は57.3で、1年8ヶ月ぶりの高水準となった11月の57.4から若干低下した。
生産の伸び率は、年率で約4%に加速したもよう。雇用指数も53.7で、11月改定値の52.3から上昇した。

<12月のニューヨークの製造業業況指数上昇>
ニューヨークの製造業業況指数は前月比0.98ポイントとなった。予想の4.75より大幅に低いものの、6ヶ月ぶりの低水準だった11月の▲2.21より、小幅ながら上昇した。
新規受注は、11月の▲5.53から、12月は、▲3.54と少しだけ改善された。
出荷は、11月▲0.53から12月はプラス7.66と大幅に増加。

こうした経済指標により、16日のNYダウ平均は、150ドル前後上昇し、15,900ドル台で推移している。
 

[ 2013年12月17日 ]
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