アイコン 米経済NOW 11月のISM製造指数悪化でドル売られ再び円高に

3日103円台を付けたドルに対する円は、昨日は102円となったが、肝心の米国の重要経済指数のISM(米供給管理組合)の11月の非製造指数が総合指数が53.9と先月10月の55.4より僅かながら悪化した。
マークイットが発表した11月のPMI(購買者担当者指数)は56.2、前月の49.6からは上昇したものの、予想57.1より低かった。
アメリカの11月のADP(給与計算代行会社大手)による全米雇用統計では、民間部門雇用者数が21万5千人と17万3千人の予想より大幅に増加した。
また、新築戸建の販売が25.4%増の44万4千戸(年換算)と大幅に上昇した。

こうした、上昇・下落、予想はずれなどから、これまでイエレン効果などで金融緩和縮小が薄れていた市場に、縮小は早まるとした機運に至り、4日のNYダウ平均は一時100ドル以上値下がり、終値でも24.85ドル値下がりし、15,889.77ドルと3日連続して下落している。

そうしたことから、ドルが売られ、一時101.8円となったが、現在(5日09時55分)は102.37円で推移している。

<世界全業種生産指数>
JPモルガンとマークイットが4日発表した11月の世界の全業種生産指数は、10月の52.1ポイントから上昇し54.3ポイントと大きく上昇したと発表した。分岐点の50を上回るのは、14ヶ月連続。
世界サービス指数は、53.9ポイント、10月の51.8ポイントから上昇した。
世界の生産が確実に底から回復・拡大しつつある。

[ 2013年12月 5日 ]
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