アイコン 駄目になった私「百貨店」 違反の加工成型肉をローストビーフとして販売 あか牛

 日本の食品安全について、日本を代表する商業施設である百貨店の食の品質管理は既に消え失せているのだろうか。
  先般は、おせちやレストランメニューに虚偽食材が使用されていたと多くの百貨店が謝罪していたが、今度は、ばい菌が入りやすいため、加工肉はロースとビー フとして販売してはならないという日本の法規制に反し、三越伊勢丹・大丸松坂屋・高島屋が通販で販売していた。高島屋などが30日発表した。

 製造していたのは、これも食品安全衛生法を知らなかった?または無視した食品製造会社「クレストジャパン」(北海道滝川市流通団地1丁目2番4号)であった。
同社は、新日本スーパーマーケット協会主催の食品表示管理士検定において、品質管理室マネージャーが上級試験に合格いたしましたとHPに自信を持って掲載していた。

<京都吉兆と同じ>
11月26日には、京都吉兆(京都市)が、食品衛生法に違反して結着剤で固めたブロック肉を「ローストビーフ」として販売したとして、自主回収を始めたことを明らかにした。
 京都吉兆によると、対象は、「丹波ワイン」(京都府京丹波町)に製造委託した「京都吉兆 京都牛ロースト」(1万500円)。
昨春以降、オンラインショップと、三越伊勢丹、大丸松坂屋、高島屋など七つの百貨店で計約5千個を販売。丹波ワインも約130個を販売したという。

 ローストビーフは、食品衛生法にもとづき「特定加熱食肉製品」とされ、単一のブロック肉で作らなければならないが、結着剤で固めた肉を使っていた。
一連の食材偽装問題を受け、丹波ワインが、今月21日に保健所に相談し、違反を指摘された。
同社は「筋をとり食感や見た目をよくした肉を結合した」と説明。京都吉兆は「加熱殺菌に注意を払えば問題ないと考えていた。おわびします」としている。
 京都吉兆は、吉兆創業者の故・湯木貞一氏が1948年に京都・嵐山に開業し91年にのれんわけした。嵐山本店は5年連続でミシュランガイドの三つ星。

<まだ残る疑問>
高島屋がギフトカタログで販売していたのは『くまもとあか牛 ローストビーフ』 『お徳用 ローストビーフ切り落とし』。
北海道の食品製造会社「クレストジャパン」社が、本当に熊本県産のあか牛を使用していたのだろうか、熊本県から仕入れるのに輸送コストがかなりかかるが・・・。
クレストジャパン社の業種は、菓子製造業、乳製品製造業、アイスクリーム製造業、食肉製品製造業、魚肉ねり製品製造業、食品の冷凍・冷蔵業、惣菜製造業となっている。子会社合わせて従業員は120名となっている。

[ 2013年12月 2日 ]
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