中国/日本を大気汚染攻撃 上海では飛行機止める 国際基準23倍超 習氏の鼻毛伸びる
上海市は6日、深刻な大気汚染に見舞われ、上海東部の浦東国際空港で飛行機の発着延期が相次いだと報道されている。
何とその指数が466マイクログラム(上海時間午後3時)あり、国際基準の23倍から31倍に達しているという。
上海市では、市民に外出しないよう呼びかけるとともに、工場に対しては、操業を停止するか縮小するよう呼びかけているという。
習近平氏の鼻毛もさぞかし伸びていることだろう。
中国だけなら自業自得であろうが、福岡市など北部九州は、中国からの大気汚染攻撃にさらされ、6日の昼からは基準値の3倍100マイクログラム(基準指数35、注意喚起指数85)に達した。福岡の空は薄汚い色でボンヤリしていた。
中国では、こうした大気汚染問題や河川・湖沼、地下水超汚染問題などを、どこ吹く風で国民の視点を反日に向けることで国民の不満を逸らし、中国政権は大気汚染問題に対して、掛け声だけで何ら効果的な対策を採っていない。市民には、外出せず我慢しなさいと連呼し続けている。
こうした中国の大気汚染問題は2~3年前からの出来事ではなく、ずぅっと以前からある。その対汚染の深刻度は、粗鋼生産量の拡大期と一致している。また、自動車生産量の拡大も多くの素材生産で熱が必要であり大気を汚し、また、自動車の販売台数がここ数年2000万台近くに達しており、大気汚染問題の原因のひとつとなっている。
日本を日干しにしたレアアースの生産にしても、鉱石を溶融しなければならず、大量の熱源を必要とする。
中国は、昔は石炭輸出国であったが、今では、こうした粗鋼生産やレアアース生産に伴う石炭需要が激増し、今では世界一の輸入国となっている。
また、電力の多くも石炭による火力発電が主を占めており、世界の工場として拡大し続けた工場立地に対して、膨大な量の石炭が費消される結果となっている。
中国の2012年の石炭輸入量は2.9 億トン、2011年と比べ1.07億トン (59%)も増加している。また、2011年における中国の石炭消費量は34.5億トン(触媒技術で大気汚染を抑えている日本の年間消費量は2億トン)に達している(中国の自国生産量は約31億トン)。
その殆どが熱源として利用されており、中国の大気汚染問題は、世界各国が中国に対して、石炭を輸出しなければ、すぐ止まるということも意味している。最大の購入先はオーストラリアだ。
ガソリンですら、国営企業が触媒装置を取り付ければ莫大な費用が必要がかかることから取り付けず、劣悪ガソリンを造り続け、その劣悪ガソリンを、日本の環境基準以下の車両が毎日走り回り、大気汚染の原因を作っている。
<中国の大気汚染原因>
1、粗鋼生産(生産コストが高くなることからほとんど触媒装置なし)
1、電力(ほとんど触媒装置なし)
1、自動車(煙の旧型車+劣悪ガソリン)
1、石油化学工場など粗鋼生産外の工場(ほとんど触媒装置なし)
1、冬季の暖房(集中暖房方式・ほとんど触媒装置なし)
1、胡錦濤・習近平の国民を犠牲にした経済政策
経済活動がまともに行えないほどの中国の深刻な大気汚染により、汚染物質除去の触媒装置に不可欠な白金が、今後大きく値上がりすると目されている。
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