アイコン クーデター?袋叩きの十六銀行天下り人事 元頭取の岐阜新聞社社長在任4日で辞任

十六銀行は、堀江前頭取の天下りポストがなかったのか、突 如、9月29日に退任した前頭取本人に対し、12月9日まで何も知らせないまま、当日に、いきなり、岐阜新聞社の社長に天下るように要請した。堀江前頭取 は同日、岐阜新聞社の社長に就任した。ところが12日、4日間で社長を辞任、スピード記録を作ってしまった。

堀江前頭取は9月29日、頭取退任後は、十六銀行内では取締役顧問に就任していた。何か、おかしい。
通常大手役員人事は、決算の株主総会の6月か、その前の新年度入りの4月からに決まっている。本人の申し入れとしながらも、9月の退任では、役員会で更迭されたようなもの。
また、株主総会までは、本人が辞任しない限り取締役であり続けるため、取締役の肩書きは顧問とし、お役御免としている。
うがった見方をすれば、反堀江派が、堀江前頭取の十六銀行での取締役も、岐阜新聞社の社長就任により、剥奪(辞任要求)しまおうと画策、それに反発した堀江前頭取が、急遽新聞社社長を辞任したのかもしれない。

堀江前頭取については、銀行外の有力関係者への不正融資事件で数千万円が焦げ付いていると情報誌に指摘されている。
しかし、たかが、数千万円の焦げ付きだったら、迂回融資により簡単に消すことができる。
実態はもっと巨額なのか、それとも、やはりクーデターなのか?

普通ならば、頭取退任後は、十六銀行の会長への就任もしくは相談役への就任が一般的だ。そうした席を設けるため、ポスト不足の場合は、大手では副会長の席を用意したりしている。

地域一番店銀行で規模も大きい十六銀行の頭取が、退任して始めて天下る先が、田舎の地方紙の社長では何か納得がいかない。それに就任要請当日に、社長に就任させられ、4日間で辞任するとは・・・。
十六銀行の裏側で、何か蠢き、権力抗争があっているようでならない。
 

[ 2013年12月13日 ]
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