アイコン 暁星財閥トップの趙錫来会長に対する拘束令状請求/ソウル地検

韓国の中堅財閥、暁星グループの脱税疑惑を捜査中のソウル中央地検は13日、趙錫来会長に対する拘束令状を請求した。
趙会長には、特定犯罪加重処罰法上の脱税および特定経済犯罪加重処罰法上の背任、横領の容疑が適用されている。

ソウル中央地検は、趙会長が1兆ウォン(約984億円)台の粉飾決算を行い、他人名義で1000億ウォン台の資金を運営し、借名口座で株式を取引しながら法人税および譲渡税を納めなかったと判断した。

検察が推算した脱税額は、1000億ウォン(約98億円)を超え、背任および横領金額は、700億~800億ウォン台に達するなど、総額は2000億ウォン(約196億円)。

 同グループは、資産規模が11兆ウォンを超える財界26位の中堅財閥。会長の趙氏は日本経団連に当たる全国経済人連合会の会長を務めた。
趙氏の弟の趙顕範韓国タイヤ社長は李明博前大統領の娘と結婚している。

 検察当局は、2009年に同グループの裏金を捜査したが、役員2人を起訴するにとどまり、野党からは李前大統領との関係を考慮した「手抜き捜査」との批判が出ていた。
 以上、聨合ニュースなど参照

なお、住友電工は、スチールコードで世界のタイヤメーカーに供給している暁星とスチールコード生産の合弁会社を設立、タイで工場を造り、中国では暁星の現法に3割出資して資本参加すると2011年発表されていた。
 

[ 2013年12月16日 ]
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