アイコン 賞与も基本給に参入すべし/韓国最高裁

1219a.jpgホンダのロゴを真似たような現代自動車のロゴであるが、19日のソウル株式市場で、現代自動車株が3%前後下落している。
韓国の最高裁は18日、自動車部品メーカー「甲乙オートテック」の社員などが起こした裁判で、企業の人件費負担増につながる基本給に賞与も含めるべきとの判断を示した。
最高裁の判断は、現代自動車など主要製造業の従業員が起こした訴訟に影響を及ぼすとみられている。
 
以上。

賞与を基本給に参入すれば、退職金などがこれまでより大きくなり、大企業側にとっては、引当金等で大きな損失を被ることになる。
 世界の常識を逸した韓国裁判所における労組の勝利といえる。韓国の裁判所は、利権の温床になっているのか、国際法も無視するなどやりたい放題の判決を下す判決が多い。今回は、最高裁判決であり、国として確定させたことになる。
 日本企業もゾロゾロ韓国へ進出しているが、こうしたコスト増については利益を大きく圧迫することから注意が必要である。

 現代自も自国韓国での生産を絞った方が、労組によりストは打たれ生産はストップするわ、従業員の賃金もズバ抜けサムスンの3割高、従業員の子息の高校生までの費用支給などてんこ盛りの条件をこれまでに勝ち取っている。

 これまでは、ウォン安と日本車の悪口を言って世界で売りまくり利益を出していることから、問題なかったが、ここにきて、燃費偽証や雨漏り問題から、その勢いも大きくダウンしており、一機に崩れる可能性もある。
 
また、こうしたコスト上昇に米GMは、韓国での生産工場を縮小すると発表した。GMは豪州でも工場を撤退すると発表しており、韓国のマスコミは勘違いして、GMの豪州工場撤退は韓国に朗報と記事を出す愚かさぶりを発揮していた。
GMは12月17日、欧州向けのシボレーの大半を韓国で製造しているが、2015年に欧州でのシボレー販売を停止するとし、韓国GMの6,000人の従業員を削減すると発表した。
 韓国のマスコミは、外資が積極的に投資(実際はハゲタカの投機資金)をし、ウォンは認められていると豪語していたが、ウォン高が加速して今では泣くどころか、反日円安で叩いている。

[ 2013年12月19日 ]
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