アイコン 東工大矢部教授と藤倉ゴム 壮大なスケールのマグネシウム電池開発 実証試験段階

マグネシウム循環社会構想マグネシウムを用いてエネルギーを貯蔵し、これを電池や発電に使い使用済み燃料を太陽光等の自然エネルギーを用いて元のマグネシウムに戻すことにより、自然エネルギーを貯蔵するという
「マグネシウム循環社会」構想は、2006年に東京工業大学の矢部教授によって提案された。
さらに、2007年には、矢部らによって自動車等の利用に燃料取り換え可能のマグネシウム電池が提案され、これはマグネシウム燃料電池と名付けられている。

2012年には、この燃料型マグネシウム電池の特許が成立し、実用化に向かって大きく前進している。この電池はフィルム型マグネシウム電池と呼ばれており、蒸着されたマグネシウムフィルムを、テープレコーダーのように巻き取りつつ発電してゆく。

フィルム型の特徴や利点は、
高効率であること、
使用していない状態でのマグネシウムの劣化がなく、
長時間の停止状態からすぐに再開できること、
熱暴走などにより電池全体が損傷したり火災の危険などの問題のないこと
など、多くの特徴を持っている。

当電池開発に当たっては、藤倉ゴム等も企業側として参加し、実用化に向け進行。すでに、開発を終え、実証試験段階に入っている製品もある。
こうした報道を受け、20日・24日と藤倉ゴムの株価はストップ高を続けている。

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詳細は、矢部教授の
http://www.mech.titech.ac.jp/~ryuutai/
 

[ 2013年12月26日 ]
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