アイコン 名古屋大 千葉大を踏襲 ノバルティス巻き返し/降圧剤バルサルタン=ディオバン

効能偽証の降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)の臨床試験疑惑で、名古屋大学の学内調査委員会が、同大チームによる臨床試験では不正なデータ操作はなかったとする中間報告をまとめ、近く発表することが分かったと報道されている。

寄付金をいっぱいもらっており、また、ほとぼりも冷め、千葉大が不正はなかったと公表したこともあり、名古屋大学も千葉大を踏襲した。
名古屋大学は臨床試験データが残っている446例のうち、半分も満たない141例を調べただけで、今回の結論を出している(意図的に問題のない分のみ検証した可能性もある)

名古屋大学では、臨床担当教授が意図的に米医学誌に「心筋梗塞や脳卒中などの発生を抑える効果で差はなかったが、心不全による入院はバルサルタンを使った患者の方が少なかった」と発表していた。名古屋大学は、千葉大学とともに当論文を正当とし、認証したことになる。
千葉大学と名古屋大学は、今からでも第3者組織を立ち上げ、検証のために降圧剤バルサルタン臨床試験を行うべきである。

不正がないということは、降圧剤バルサルタン=ディオバンには、降圧剤として、ほかの効能も明確にあるということを証明するものである。
当然、両大学はほかの効能も認めることから、バルサルタン使用を継続するものと見られる。処方する患者に対して当該薬剤について十分な説明が必要だ。

サイケイ新聞もまた、いくらもらったか知らないが、ちっぽけな武蔵国分寺公園クリニック院長 名郷直樹の見解をわざわざ紹介し、ディオバンの継続使用を推奨している。

小室一成教授(千葉大学、大阪大学、東京大学循環器内科教授:VART関係者、日本高血圧学会理事。基礎研究論文でも疑惑あり。15論文におけるデータの不適切な利用が疑われている。日本高血圧学会の理事。)現在の日本高血圧学会の主流派理事が多くかかわっている。(ネットより)
ノバルティスの大学に対する寄付金は、京都府立医大が3億8170万円、名大が2億5200万円、千葉大が2億4600万円、東京慈恵医大が1億8770万円、滋賀医大が6550万円、5大学合計額11億円超となっている。意図して臨床試験依頼大学(教授)への高額寄付金となっている。
学会は神の如しか。

[ 2013年12月27日 ]
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