アイコン 11月の鉱工業生産指数 生産5.0%増 出荷6.5%増 パソコン増加

経済産業省が27日発表した11月の鉱工業生産指数は、前年同月比で生産も出荷も増加し、在庫も減少し、順調に回復してきている。

生産面では、4月のウィンドウズXPサービスの終了から、パソコン生産が増加している。
平成22年:100
季節調整済指数
原指数
 
指数
前月比()
指数
前年同月比()
生産
99.4(   99.3)
 0.1(   1.0)
100.0
 5.0
出荷
99.0(   99.1)
▲ 0.1(   2.3)
99.9
 6.5
在庫
106.0(  108.0)
▲ 1.9(▲ 0.3)
108.7
▲ 5.2
在庫率
104.5(  106.0)
▲ 1.4(▲ 3.7)
104.3
▲ 11.2
生産
 11月の生産は、前月比0.1%の上昇と3ヶ月連続の上昇(前年同月比は5.0%の上昇)となり、指数水準は99.4(季節調整済)となった。
生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、化学工業(除.医薬品)等であった。品目別にみると、デスクトップ型パソコン、軽乗用車、半導体製造装置の順に上昇に寄与している。
出荷
 11月の出荷は、前月比▲0.1%の低下と3ヶ月ぶりの低下(前年同月比は6.5%の上昇)となり、指数水準は99.0(季節調整済)となった。
出荷の低下に寄与した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業、電気機械工業等であった。
在庫
 11月の在庫は、前月比▲1.9%の低下と4ヶ月連続の低下(前年同月比は▲5.2%の低下)となり、指数水準は106.0(季節調整済)となった。
在庫の低下に寄与した業種は、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、鉄鋼業等であった。
 11月の在庫率は、前月比▲1.4%の低下と3ヶ月連続の低下(前年同月比は▲11.2%の低下)となり、指数水準は104.5(季節調整済)となった。
 
2. 製造工業生産予測調査
 製造工業生産予測調査によると、12月は前月比2.8%の上昇、平成26年1月は同4.6%の上昇を予測している。 12月の上昇は、電気機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、情報通信機械工業等による。平成26年1月の上昇は、はん用・生産用・業務用機械工業、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業等による。
 11月の実現率は▲1.7%、12月の予測修正率は▲1.1%となった。
 
[ 2013年12月27日 ]
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