コンビニ2013/既存店初のマイナス 全売上高は4.0%増
日本フランチャイズチェーン協会は1月20日、2013年年間のコンビニエンスストアの動向を発表した。
年 間売上高は9兆3,860億円(前年比4.0%増)となった。店舗数は、セブンイレブンがこれまでの未設置県に対して大量出店していることから前年比 5.2%増の4万9,323店で、2,418店の大幅増加となった。来店客数も4.0%増の154億9,629万人だった。
ただ、国内コンビニの既存店比較では、前年比▲1.1%下落した8兆5213億円となり、統計を公表するようになって以来、初めての減少に転じた。
原因は、付帯買するたばこ客の減少(喫煙者減)に加え、店舗数が全国で5万店舗を超え、店舗同士の競争が一段と激しくなった結果と見られている。
一方、新サービスの店舗カウンターで販売するコーヒーの売り上げは、各社とも好調だった。
大手コンビニ各社は、高齢者や女性といった新たな顧客の獲得を目指して宅配や薬の販売などを行う新しい店舗を展開するため、平成26年度にもこれまでで最も多い出店数を計画している。
都市部などでは既に店舗が飽和状態・乱立状態となっており、他社との差別化が鍵となっている。
これまで、コンビニケーキやコンビニカフェなどブームを巻き起こしてきてが、今後もこうした施策が連続して必要となる。今や一番の庶民層の買物場所となっているコンビニ、円安で既に値上げされている商品もあり、今後も値上げが待っている。また、4月には、また、来年にも消費税増税が控えている。
2013年12月のコンビニ商品販売構成
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構成比
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前年同月比
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日配食品(お弁当など)
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36.1%
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10.4%
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加工食品
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26.0%
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2.4%
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非 食 品
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32.4%
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0.1%
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サービス
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5.5%
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7.0%
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合 計
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100.0%
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4.6%
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店舗数
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49,323
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5.2%
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[ 2014年1月21日 ]
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