アイコン 伝染病「豚流行性下痢=PED」感染拡大 致死率50% 4県5千頭死亡 3万2千頭感染 

豚の間で広がる伝染病、豚流行性下痢=PEDが、昨年10月沖縄で発生が7年ぶりに確認され、1月27日までに鹿児島県・宮崎県・茨城県の主要豚産地の4県で合計5000頭以上が死ぬなど、被害が広がっている。
農水省によると、豚流行性下痢=PEDの感染頭数は約3万2000頭に達し、うち5000頭以上が死んだという。
この伝染病は、豚に下痢や食欲不振などの症状が出るウイルス性の伝染病で、人には感染しないが、生後10日以内の豚が感染すると死ぬことが多いという。今回も幼い豚を中心に感染が広がっている。

また、法律で都道府県への届け出が義務づけられている伝染病だが、口てい疫のような処分を伴う法定伝染病には指定されていない。
国内では、平成8年に大被害が発生、約8万頭が感染し、このうちほぼ半数が死んだ。
被害が拡大すれば、養豚農家の経営に深刻な影響が出るうえ、豚肉価格の上昇などにつながりかねないとして、農水省では、豚舎ごとに長靴などを使い分けたり、移動の際に必ず消毒をするなど、都道府県を通じて予防対策の徹底を呼びかけている。

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[ 2014年1月29日 ]
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