アイコン 山下医科器械(長崎・福岡)/第2四半期決算 不正発覚で提出遅れ

同社は12月25日、売上計上の不正について、次のように報告していた。
当社従業員が、当該医療機関が所有する医療機器の保守点検作業を行う際、虚偽の報告を行い、その報告に基づき過大な売上計上を6年以上前から繰り返していたことが社内調査の結果判明し、不正行為を行っていた従業員もこれを認めた。
 本件不正行為に関しては、社内調査チームにより現在も調査中であるが、現時点では過大な売上計上額は、約1億6千万円であると推定している。

以上の結果、調査に時間を要し、第2四半期決算所の提出が、期限である平成26年1月14日に間に合わず、提出日を平成26年2月14日までに変更することを許可されたと報告した。

以上。
同社は、利益や売上高に血走り、経理計上基準とチェックという内部牽制制度の運用管理が杜撰になっていたのであろうか。
今回の不正は、今期減益(経常利益は前期比23.9%減の4億97百万円)を予想しており、更なる痛手だろう(過年度修正で今期には大きく影響しないかもしれないが・・・)。

[ 2014年1月 9日 ]
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