アイコン 米国務省/中国非難 中国監視艇によるパラレル諸島のベトナム船取締り

米国務省のサキ報道官は9日の記者会見で、中国海南省が南シナ海で外国漁船による操業の規制を強化する動きをみせているとして「挑発的であり、危険な結果につながりかねない行動だ」と批判。米政府として中国側に直接懸念を伝えたことを明らかにした。
 海南省が最近、中国が近隣国と領有権を争う海域での外国漁船操業を制限する法的措置を取ったと指摘。「中国は国際法上の根拠や説明をなんら示していない」 さらに「緊張を高める一方的行動を控えるべきだ。懸念している」と述べた。
 以上、本年に入り、南沙諸島(パラレル諸島)近海で操業していたベトナム船2隻を捕まえ乗り込み、マグロなどの魚や漁業資材を没収、もう一隻は、乗組員が中国の当局者から暴行を受ける事件が発生している。

 東アジア・東南アジアを我が物顔でのさばる中国、覇権主義を前面に押し出し、領土拡張・支配地域拡大を鮮明にしている。銭により、ビルマやスリランカでは中国海軍の基地も存在する。
 南沙諸島では、中国がすでに殆どをフィリピン・ベトナムなどから奪い取っている。中国の略奪の最後の手段では、千隻の漁船団を派遣し、同諸島に基地まで作りあげた。しかし、一部までフィリピンががんばり領有し、中国は力でねじ伏せようとしたが、フィリピンがアメリカに支援を求め、緊張状態が続いている。 
ベトナムも中国と緊張状態にあるが、ベトナム沖の大陸棚は中国領だと主張して圧力を強め、ベトナムによる自国領の大陸棚開発を阻止している。(大陸棚資源開発に着手していた海外の開発会社が、中国からの攻撃の危機感から撤退した)


 

[ 2014年1月10日 ]
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