アイコン ダイヤモンド電機/米価格カルテルで社長と副社長が引責辞任

上場のダイヤモンド電機は10日、自動車用点火コイルの販売で、価格カルテルにより米国独占禁止法違反があったことに伴い、本人の申し出により池永重彦社長と池永辰朗副社長が10日付で引責辞任したと発表した。
新社長は、臨時株主総会などの決議を経て、栗田裕功執行役員が3月7日付で就任する予定。同日まで武藤靖常務取締役が代表取締役専務となり、社長代行業務にあたる。
同社は昨年、価格カルテル行為を受け、米国司法省と司法取引に同意。約19億円の罰金の支払いをすでに開始している。

ここまでするとは、これまでベイカルテル問題で膨大な罰金を支払っている日本の自動車部品などの大手会社、それも企業戦士の米国担当幹部が、1年以上檻にぶち込まれているにもかかわらず、涼しい顔している経営者がなんと多いことか。

同社は、自動車エンジン用点火コイルの草分けで3割の国内シェア、冷暖房機用制御器も事業の柱。2013年3月期の売上高410億96百万円、経常利益5億30百万円。自己資本70億5百万円、自己資本率26.0%。罰金額のウエイトは大きい。
 

[ 2014年1月14日 ]
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