アイコン 神戸製鋼/建築用ボルトで不認定ボルト販売 神鋼ボルト

神戸製鋼は22日、連結子会社の神鋼ボルトで製造販売していた建築用ボルトに関して、国交省の認定条件外の製造条件で製造された不認定商品を販売していたと発表した。
神戸製鋼は、当該ボルトは国交省の不認定商品となるが、建築用ボルトとして有すべき機械的性質に関しては基準を満たしており、安全性には問題は生じないとしている

ただし、それでも国交省の認定条件外であるという事実には変わりがなく、今後の対応に関しては国交省を始めとする関連機関と協議の上で、速やかな解決を図るべく、最大限の努力をすると述べている。
 

官公庁が発注する建設事業の図面には、認定品の指定が入っており、同等品や不認定品使用の場合は設計側の承認が必要となる。厳格な現場では、認定品かどうかについて、メーカー側の出荷証明書を提出しなければならないこともある。
基準を満たしているとか、安全上問題はないとかいくら言っても、認定制度が何故あるのかという問題が前提にある。
ただ、現実問題として、すでに使用されたボルトの交換は、建築物を建て直すしかなく、現実的ではないのも事実だ。国交省の判断が待たれる。
 神戸製鋼は、当該ボルトについて、第3者検査機関の強度試験を受けて発言しているのだろうか。
 

[ 2014年1月23日 ]
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