アイコン 米住宅価格指数13.7%増の大幅な伸び 米国も住宅バブルでは・・・

昨年11月のアメリカの住宅価格指数が、7年9ヶ月ぶりの大幅な伸びとなり、バブルではないかと心配されるなか、米住宅市場の活況がどこまで続くのか注目されている。
米格付会社が28日、昨年11月の「S&Pケース・シラー住宅価格指数」を発表した。
それによると、ニューヨークやロサンゼルスなど主要20都市の住宅価格の値動きを示す指数は、前年同月比13.7%上昇し、2006年2月以来7年9ヶ月ぶりの大幅な伸びとなった。
指数は、20都市すべてで大幅に伸びていて、最も低いニューヨークでも6%上昇し、ラスベガスやサンフランシスコなど西部の都市では上昇率が20%を超えているところもある。

こうした地域では、金融危機のあとに差し押さえられた物件を投資家が購入したり、株価の上昇で資産が膨らんだIT企業の関係者などが高額の住宅を購入したりする動きが広がっていて、米住宅価格の大幅な上昇については、バブルではないかという懸念も出始めている。
FRB=連邦準備制度理事会の量的緩和の縮小が始まったことを受け、住宅ローン金利が、今後、徐々に上昇していくのは必然であり、住宅市場の活況がどこまで続くか注目されている。
ただ、住宅ローン金利が上がれば住宅価格は下がるものの、景気を悪化させる材料にもなる。

 

[ 2014年1月29日 ]
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