アイコン ルイ・ヴィトンなどのLVMH/2013年既存店8%増

ドイツもフランスも中国様々の経済のようであるが、フランスの高級ブランドLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は30日、2013年通年の既存店売上高が8%増加したと発表した。
「ヴィトン」のハンドバックの販売がさえず、中国ではコニャックの需要が後退したものの、化粧品や免税店での販売が好調に推移した。

主軸のファッション・革製品部門の通年既存店売上高は5%増。免税店や化粧品・香水専門店「セフォラ」の売上高は17%増加。
ただ、同部門の継続事業ベースでの通年利益は▲4%減の31億4000万ユーロ(1ユーロ/139.27円/1/30)となった。
その原因について会社は、販売網の拡充やブランドイメージ強化に向けた投資が減益の要因と説明している。
グループ全体の通年売上高は、291億5000万ユーロ。継続事業ベースでの通年利益は2%増の60億2000万ユーロで、前年同期の13%増から伸びは鈍化している。

第4四半期は、グループ全体の為替変動・買収効果を除く売上高が8%と、前四半期の伸びに並んだ。
ファッション・革製品部門の売上高は7%増と、前四半期の3%増から加速している。
同社はまた、年間配当(2013年)を7%引き上げ3.10ユーロとする。フリーキャッシュフローが20%拡大し、30億ユーロ(41億ドル)となったことを受けた動きとなっていた。
以上、ロイターなど参照
中国も決して景気は良くなく、ほとんどの新富裕層はすでに買い疲れ現象も引き起こしている。これまでが異常な購買の伸びであったことから、その反動もあると思われる。
中国では、賄賂で大金持ちの地方官僚は、贅沢品の購入を中央政府からご法度にされており、賄賂摘発ムードも高く、監視の目に晒され、全般、高級品の購入が落ち込んでいる可能性もある。
そうしたことから、ヴィトンは、景気回復気運の欧州や米国でファッション・革製品が堅調になっているものと思われる。 

[ 2014年1月31日 ]
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