アイコン 日本精工/カナダで軸受カルテルにより罰金刑

今や日本の自動車部品会社の製品は、世界の自動車メーカーに供給されているが、どこかの国でカルテルなど摘発された場合、全世界の自動車工場の存在する国から、カルテルで罰金刑にあったり、檻の中にぶち込まれたり危険性がある。
 染み付いてしまっている日本特有のなぁなぁ談合は、グローバル化している今ではまったく通用しない。
日本精工は、1月31 日(カナダ東部時間1月30日)、カナダでの自動車用軸受の取引の一部に関して、同国競争法に違反する行為を行ったとして、同国ケベック州の裁判所から450 万カナダ
ドル(約4億1千万円)の罰金の支払いを命じられたと発表した。
同 社及び同社グループは、カナダでの自動車用軸受の取引に関して、カナダ競争法当局による調査等に全面的に協力するとともに、社内調査により判明した事実を 受け、同国検察当局との間で司法取引に向けた交渉を続けてきた。この度、司法取引に関する合意に達し、同国ケベック州裁判所より上記の判決が言い渡された としている。

中国への投資が減っている日本であり、中国政府が実質的な経済制裁も含め、こうした問題を取り上げルカ脳性が高くなっている。既に海外企業に対して大メスを入れ始めており、日本企業も巨額の罰金刑を喰らう可能性もある。
せいぜい、中央政府の高級官僚に賄賂を渡しておくべきだが、賄賂も監視の目が厳しくなっており、発覚したら、相手は打首獄門の刑に処せられることもある。中国での交易は、あくまで中国共産党の独裁国であることを念頭にしなければならない。国益からしても中国に対して決してこうしたスキは与えてはならない。
日本では1月21日、天辻(日本精工子会社)とツバキが公取委から検査されていたが・・・。

[ 2014年1月31日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索