アイコン アメリカ経済NOW 1月ISM非製造54.0と1ポイント上昇

米供給管理協会(ISM)が5日発表した1月の非製造業部門総合指数(NMI)は54.0となり、前月の53.0から上昇した。
上昇は3ヶ月ぶり。予想の53.7も超え、景気を見極めるうえでの分岐点となる50を49ヶ月連続で上回った。
雇用指数は、56.4と2010年11月以来の水準に上昇。
景気指数は、56.3と3ヶ月ぶりの低水準となった前月の54.3から上昇した。
新規受注は、50.9と前月の50.4から上昇。前月の同指数は速報値では2009年半ば以来初めて50を下回っていた。
 ただ、受注は2ヶ月連続して低空飛行、受注残高に至っては、1月は少し改善されたものの50を下回ったままとなっている。

<ADP雇用統計>
 民間給与計算サービスADPが5日発表した民間における全米雇用統計によると、1月は17万5千万人増と12月の22万7千人増から減少した。12月も1月も寒波襲来の影響を受けているとされる。1月は昨年8月ぶりの低水準となっている。
 好調のISM指数と低調なADPの雇用統計から、5日のNY株は、強弱見方が分かれ、ダウ平均は▲5.01ドル下がり、15,440.23ドルとなった。

1月の米ISM非製造業総合指数 
 
1月  
12月
11月
総合
54.0
53.0
54.1
景気
56.3
54.3
55.3
新規受注
50.9
50.4
55.7
受注残高
49.0
46.0
49.0
新規輸出受注
49.0
51.5
58.0
在庫状況
63.0
57.5
60.5
輸入
48.0
50.5
55.0
価格
57.1
54.7
52.7
雇用
56.4
55.6
54.5
入荷遅延
52.5
51.5
51.0
 
[ 2014年2月 6日 ]
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