アイコン 韓国に続き米国でも1億件のクレジットカード番号流出 新種のマルウェア

韓国では、1月に入りKB国民カード、NH農協カード、ロッテカー ドで、計1億件以上(韓国人口5千万人)のクレジット番号が流出したというニュースが流れていたが、アメリカではセキュリティに疎い流通業のPOSシステ ムにウイルスを侵入させ、入力されるたびに外部に送信され、1億件以上のクレジットカード情報が流出していたという。アメリカでは、カードで支払いするの が普通であり、年末商戦もありその被害数が大きくなっている。

全米10社以上の大手流通業のPOSに感染し、1億件以上のクレジッ トカード情報が流出。情報流出事件の原因となったPOSに感染するタイプの特殊なマルウェアは、POSのメモリ領域を監視し、メモリ領域にクレジットカー ドの情報が書き込まれるたびに、その情報を匿名ネットワークの一種となるTorを利用して、外部のサーバーに送信していた。事件を調査しているセキュリ ティーファームの担当者は、POSに感染するこの特殊なタイプのマルウェアの解析を進め、わかったという。

ただ、このマルウェアは、一種の キーロガー(キー入力を監視してそれを記録するソフトウェア)として機能することにより、POSに読み込まれたクレジットカードの情報を外部サーバーに送 信していた。しかし、このマルウェアは、単純な作りで、洗練された自己防衛メカニズムが実装されていたわけでもないのにも関わらず、たったの2ヶ月間で、 世界中の流通業のPOS端末から膨大な量のクレジットカードを盗み取っていたという。

ただ、このマルウェアは、一種のキーロガー(キー入力を監視してそれを記録するソフトウェア)として機能することにより、POSに読み込まれたクレジットカードの情報を外部サーバーに送信していた。しかし、このマルウェアは、単純な作りで、洗練された自己防衛メカニズムが実装されていたわけでもないのにも関わらず、たったの2ヶ月間で、世界中の流通業のPOS端末から膨大な量のクレジットカードを盗み取っていたという。

このマルウェアは、他のライブラリーファイルには依存しない単一のプログラムでできており、ターゲットとなるWindows(POSのほとんどはWindowsを利用している)のStartupフォルダーに「spoolsv.exe」というプログラム名でインストールされることにより実行されていた。
spoolsv.exeというプログラム名は、Windowsのシステムが利用しているプリンターのスプールサービスに見せかけるためのものでStartupフォルダーにインストールされることにより、POSが起動すると自動的に起動するようになっていたという。
以上。
こうした事件は、ネタ不足の時に発生させた場合、報道機関から山のように報道され、発生させた企業は批判にさらされ信用も失うが、ネタだらけの場合は僅かな行でしか報道されず、大きな問題にもされない。
日本では、こうしたクレジット番号のスパイウェアによる取得や詐欺の出し子に中国人がよく登場する。当然、ウイルスも詐欺も中国人たちが仕組んでいようが、先般福岡では出し子役で中国人女子留学生も逮捕されていた。 情報は何段階も寸断されており、出し子逮捕でも仕組んだものへなかなかたどり着けないだろう。逆の場合は簡単のようだ。
 

[ 2014年2月 3日 ]
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