アイコン 続、関西電力の送電線談合 関電社員240人が予定価格教える きんでん

関西電力は、民間企業だから発注工事の予定価格を漏らしても逮捕されることはないと社員240人が予定価格を漏らしていたことが判明した。
関西電力は4日、発注した送電線工事の談合問題で社内調査結果と処分を発表した。社員240人が工事の予定価格などを事前に業者側に漏らしていたとして、監督責任を取り役員4人の報酬10~20%を1ヶ月間減額する。
 調査結果では「工事の設計を行う部署などで取引先からの求めに応じ、予算情報を開示していた」。予定価格を漏えいした社員からは「取引先からの求めを断り切れなかった」「伝えてもよいと思っていた」との回答があった。
 関電は独禁法に関する意識や知識不足が不祥事の背景にあると分析、法令順守の研修実施など再発防止策を進める。
以上。

長年、社員たちと業者との癒着が慣習化し、予定価格を漏らしていた。「予定価格を教えてもよい」と認識していた社員たちもおり、関西電力の質の低さが疑われる。

こうした社員たちやその上司たちは、業者からのお中元、お歳暮が大変なものだったことだろう。中にはツケ回しの新地入り浸しのツワモノもいよう。
そうした分まで、消費者や企業は、独占企業の関電に対して、電力使用料名目で支払わされてきたことになる。

前回記事:
「関西電力工事カルテル談合兄弟76社一覧」
http://n-seikei.jp/2014/02/post-20099.html

[ 2014年2月 5日 ]
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