アイコン ハンタワディ国際空港落/ミヤンマー政府と韓国連合決裂で、日揮連合に再交渉申し入れ

ミャンマー政府は、ハンタワディ国際空港の建設および運営について、日揮とシンガポール企業のコンソーシアム(企業連合)に再交渉を申し入れた。同連合に参加しているヨンナム・ホールディングスが明らかにした。
ハンタワディ国際空港の建設・運営をめぐっては、昨年8月に韓国の仁川空港会社の連合が優先交渉相手に選定され、日揮とシンガポール企業の連合は補欠となっていた。
ミャンマー政府は、韓国の仁川国際空港公社の連合と3回にわたって開発に向けて議論。
ミャンマー政府が、年間1,200万人の旅客取り扱い能力に対応した空港の建設を求めたのに対して、韓国連合は1,000万人が妥当と主張し、最後まで折り合いがつかなかった。

両者の交渉は、昨年8月に実施された新空港の建設・運営権入札を韓国連合が落札した直後から行われてきた。しかし、11月に入って意見の食い違いが表面化。
決裂は、韓国連合が、当初1,200万人としていた新空港の利用者見込数を交渉の途中で1,000万人に下方修正したことにある。韓国連合はまた、ヤンゴン国際空港の拡張計画の見直しも併せて主張し、ミャンマー政府との関係が一気に悪化していた。

ヨンナムの声明によると、日揮のほかチャンギ空港の会社が参加する同連合に対し、ミャンマーの民間航空当局が、官民パートナーシップ(PPP)による同空港の運営・維持について協議を申し入れた。
ハンタワディ国際空港は、ミャンマー最大の都市ヤンゴンの近郊に建設される。事業費は昨年8月時点で約10億ドルとされていた。
何でも思い通りにならなければ、誰であろうと喧嘩までしてしまう韓国。
 

[ 2014年2月 5日 ]
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