アイコン 米元国防次官 新国防計画は海軍の6割を太平洋に集中 中国を念頭に

日本を訪れているアメリカ国防総省の元高官は、中国が進めている急速な軍備増強に強い懸念を示したうえで、今月にも発表される予定のアメリカの新たな国防計 画には、中国を念頭に、太平洋に海軍の艦船の6割を重点的に配備する計画などが盛り込まれるとの見通しを明らかにした。

1期目のオバマ政権で国防次官を務めたフロノイ氏は5日、東京都内でNHKのインタビューに次のように答えた。

フロノイ氏は、中国が東シナ海の広い範囲に防空識別圏を設定したことについて、「国際法に沿っておらず、地域の緊張を高めるものだ」と批判した。

さらに、中国が先月、音速の5倍以上の速さで飛行する超高速のミサイルの発射実験を行ったことについて、「中国の軍事技術開発は透明性に欠けており、何を狙っているのか知るのは非常に困難だ」と述べ、中国が進めている急速な軍備増強に強い懸念を示した。

そのうえで、アメリカ国防総省が、今月にも発表する予定の、アメリカ軍の基本戦略や兵力構成を4年に1度定める国防計画「QDR」について、アジア太平洋地域に部隊を重点的に配備していく計画が盛り込まれるとの見方を明らかにした。

具体的には、海軍の艦船の6割を太平洋に集中させることや、海兵隊の全体の人数は削減されるものの、アジア地域では現状を維持していくといった見通しを示した。

以上、NHK参照

今や、経済発展により覇権国家となった中国、東シナ海も南シナ海もベトナムの大陸棚も全部自分のものだと主張し、武力と国圧で制圧してきている。人気ばかり気にするオバマは貿易第一主義でへっぴり腰だが、国防関係者は現実を直視している。

 

[ 2014年2月 5日 ]
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