テクニカル電子(福岡・東京)/第3四半期 微増収増益
同社は第3四半期までの業績について次のように説明している。
1、「駐車場運営事業」は、直営駐車場の収益向上に努めた結果、売上高は17億218万円と前年同期と比べ2億571万円(13.7%)の増収となり、営業利益は2億9,914万円と前年同期と比べ7,268万円(32.1%)の増益となった。
2、「駐車場機器事業」は、バーゲート式全自動パーキングシステム“とめタロー”とロック板式集中精算管理システム“TPC-MP210”を中心に拡販を図った。
その結果、売上高は11億9,683万円と前年同期と比べ、1,874万円(1.6%)の増収となったが、原価率が増加したことなどから、営業利益は1億5,874万円と前年同期と比べ、▲2,484万円(▲13.5%)の減益となった。
3、「電子機器部品事業」の電子機器は、LCDモニタの販売、電子部品はカスタム品コネクタの販売、各種プレス部品は、デジカメ・携帯電話・HDD用部品、自動車用部品の拡販を図った。しかし、電子部品の売上高は、増収となったものの、電子機器のCRTモニタ及び当社連結子会社EPEのプレス部品が低調に推移したことなどから、売上高は9億5,859万円と前年同期と比べ▲1億1,297万円(▲10.5%)の減収となり、原価低減(粗利率改善)等を積極的に推進したが、営業利益は4,590万円と前年同期と比べ▲5,540万円(▲54.7%)の減益となった。
4、「不動産賃貸事業」は、東京本社の賃貸不動産を売却したため、売上高は2億1,305万円と前年同期と比べ▲3,096万円(▲12.7%)の減収となり、営業利益は1億1,491万円と前年同期と比べ▲2,661万円(▲18.8%)の減益となった。
5、「アグリ事業」は、ハウス栽培用ヒートポンプ空調等の農事用商品の拡販を推進した。その結果、売上高は4億4,056万円と前年同期と比べ3億1,369万円(247.3%)の増収となり、営業利益は9,032万円(前第3四半期連結累計期間は▲422万円の営業損失)と増益となった。
6、その他(アクア事業等)は、アクア(水)事業としてRO水浄水器やRO水充填機の拡販を推進した。その結果、売上高は3,129万円と前年同期と比べ2,318万円(286.0%)の増収となり、営業損失は1,988万円と前年同期と比べ767万円(27.9%)の増益になったとしている。
同社は、子会社EPEがタイに工場を有しており、国内に持ち込む分は、円安は逆効果となっている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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13年3月第3四半期
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4,125
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381
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287
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154
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14年3月第3四半期
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4,542
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424
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385
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160
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14/Q3/13/Q3比
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110.1%
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111.3%
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134.1%
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103.9%
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14年3月期予想
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5,750
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550
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450
|
250
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14期予想/13期比
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102.0%
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106.6%
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113.6%
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122.5%
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13年3月期
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5,636
|
516
|
396
|
204
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12年3月期
|
5,557
|
642
|
521
|
484
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11年3月期
|
5,956
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483
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391
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236
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[ 2014年2月 7日 ]
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