アイコン きんでん/第3四半期 民需好調 関電は談合で儲かった?

同社は、完成工事高は、前年同期より131億66百万円増加し、2,998億71百万円(前年同期比4.6%増)。

得意先別では、関西電力が、前年同期より▲94億46百万円減少し、427億79百万円(前年同期比▲18.1%減)となり、関西電力グループとしては、前年同期より▲89億88百万円減少し、608億9百万円(前年同期比▲12.9%減)となった。
一般得意先は、前年同期より221億55百万円増加し、2,390億61百万円(前年同期比
10.2%増)となった。関西電力グループの主な減少の要因は、配電工事の減少。
工事種別では、
配電工事が、前年同期より▲86億79百万円減少し、393億45百万円(前年同期比▲18.1%減)、
一般電気工事が、前年同期より70億44百万円減少し、1,723億17百万円(前年同期比▲3.9%減)、
情報通信工事が、前年同期より61億56百万円増加し、397億4百万円(前年同期比18.4%増)、
環境関連工事が前年同期より6億3百万円増加し、193億91百万円(前年同期比3.2%増)、電力その他工事が、前年同期より221億30百万円増加し、291億11百万円(前年同期比317.0%増)となった。
配電工事の減少は、関西電力からの発注量の減少による。一般電気工事の減少は、前年同期において大型の工事完成基準適用工事が数件完成計上したことが影響しており、その影響を除くと前年並み。情報通信工事の増加は、移動体基地局工事が増加したことが主な要因。電力その他工事の増加は、メガソーラー発電所工事が増加したことが主な要因。
 
(個別の受注工事高)
受注工事高は、前年同期より635億25百万円増加し、3,708億37百万円(前年同期比20.7%増)となった。
得意先別では、関西電力が前年同期より▲29億3千4百万円減少し、486億95百万円(前年同期比▲5.7%減)となり、関西電力グループとしては、前年同期より9億46百万円増加し、699億64百万円(前年同期比1.4%増)。
一般得意先では、産業構造の変化や客先ニーズをしっかり捕まえることができた結果、前年同期より625億79百万円増加し、3,008億72百万円(前年同期比26.3%増)と大幅増となった。
工事種別では、配電工事が前年同期より56億21百万円減少し、420億85百万円(前年同期比▲11.8%減)、一般電気工事が前年同期より323億10百万円増加し、2,112億70百万円(前年同期比18.1%増)、情報通信工事が前年同期より6億50百万円増加し、444億79百万円(前年同期比1.5%増)、環境関連工事が前年同期より95億36百万円増加し、296億52百万円(前年同期比47.4%増)、電力その他工事が前年同期より266億50百万円増加し、433億49百万円(前年同期比159.6%増)となった。
配電工事は、関西電力からの発注量が減少した。一般電気工事は、事務所ビル、医療施設、教育施設、物流施設、商業施設などが増加した。環境関連工事の増加は、医療施設、教育施設などの受注によるもの。電力その他工事は、メガソーラー発電所工事、架空送電線工事などが増加した。
 談合ができる関西電力の売上高が減少しても、同社の営業利益率は前年同期の3.448%から当期の3.963%と0.515ポイント高まっている。営業力の賜物だろう。
連結/百万円
売上高    
営業利益
経常利益
当期利益
13年3月第3四半期
327,512
11,293
12,819
5,777
14年3月第3四半期
342,891
13,592
15,635
8,450
14/Q3/13/Q3比
104.7%
120.4%
122.0%
146.3%
14年3月期予想
505,000
21,500
23,500
13,000
14期予想/13期比
102.8%
108.8%
107.6%
132.8%
13年3月期
491,140
19,767
21,843
9,791
12年3月期
455,563
19,251
20,758
10,527
11年3月期
478,516
23,413
24,961
13,852
 
[ 2014年2月 7日 ]
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