タクシーと不動産事業の第一交通産業/第3四半期 増益
日本一のタクシー事業と分譲マンションほか住宅事業を展開する同社の第3四半期は、
1、タクシー事業は当第3四半期期末7,634台、売上高は前年同期比2.6%増の399億89百万円となり、燃料価格が高騰している中、営業所の統廃合による合理化により、部門営業利益は同5.7%増の11億96百万円となった。バス事業省略。
2、不動産事業は、
(1)分譲マンションは、当期中に関東・九州・沖縄において計11棟697戸販売、売上高は前年同期比6.6%増の65億44百万円。
(2)第一ホームなどの戸建事業は、同20.9%増の41億31百万円。九州のほか大阪へも展開している。
不動産事業の売上高は、同8.5%増の111億44百万円、部門営業利益は5億06百万円。
3、不動産賃貸事業は、売上高は、同22.8%増の27億11百万円、部門営業利益は28.3%増の14億25百万円。
4、第一ゼネラルサービスの金融事業は、売上高は、不動産再生部門における東京都中央区のテナントビル、熊本市のマンション用地などの譲渡の結果、同37.6%増の46億35百万円、部門営業利益は同60.2%増の8億73百万円。
ほか部門省略。
同社は、タクシー事業のM&A展開により、すでに全国区となっており、これまで九州中心の不動産開発事業を関西や関東へエリアを拡げている。最近は100戸以上の大型開発案件は少なくなっており、同社の性格上正解だろう。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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13年3月第3四半期
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61,455
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4,136
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3,870
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1,788
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14年3月第3四半期
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65,806
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4,491
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4,298
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2,189
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14/Q3/13/Q3比
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107.1%
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108.6%
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111.1%
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122.4%
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14年3月期予想
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88,000
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6,580
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6,280
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3,240
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14期予想/13期比
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100.2%
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107.6%
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106.2%
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113.1%
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13年3月期
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87,850
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6,113
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5,914
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2,864
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12年3月期
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83,422
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4,570
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4,125
|
4,346
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11年3月期
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74,178
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3,520
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3,004
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1,566
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[ 2014年2月10日 ]

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