セガサミーHD/第3四半期 パチンコ・パチスロ主力機好調 北斗の拳5百裂
同社は、第3四半期までについて次のとおり説明している。
1、パチスロ遊技機におきましては、当第3四半期においてサミーブランド『パチスロ交響詩篇エウレカセブン2』や『パチスロ獣王王者の帰還』などを販売し、概ね堅調に推移した結果、パチスロ遊技機全体では、前年同期実績を上回る286千台の販売となった。
パチンコ遊技機は、当第3四半期においてサミーブランド『ぱちんこCR北斗の拳5百裂』や『ぱちんこCR蒼天の拳』などの販売を行い、前年同期実績を上回る156千台の販売となったが、主力タイトル以外のタイトルについては低調に推移している。
結果、売上高は1,603億64百万円(前年同期比115.7%増)、営業利益は500億45百万円(前年同期比541.8%増)となった。
2、アミューズメント機器事業は、『WORLD CLUB Champion Football』におけるCVTキットの販売を行い、『CODE OF JOKER』などのレベニューシェアタイトルによる配分収益が計上されたが、『北斗の拳 BATTLE MEDAL』をはじめとした新規タイトルは低調な市場環境の影響を受けて苦戦を強いられた。
結果、売上高は315億73百万円(前年同期比▲4.6%減)、営業損失は▲2億75百万円(前年同期は営業利益26億15百万円)となった。
3、アミューズメント施設事業におきましては、前期に引き続き既存店舗の運営力強化を行ったが、市場を牽引するタイトルの不在により、国内既存店舗の売上高は、前年同期比94.9%と低調に推移した。国内は、当第3四半期に新規出店を1店舗行った結果、当第3四半期連結会計期間末の店舗数は203店舗。
結果、売上高は324億15百万円(前年同期比1.0%増)、営業損失は▲55百万円(前年同期は営業利益9億84百万円)となった。
4、コンシューマ事業は、パッケージゲーム分野において、『Football Manager 2014』、
『Sonic Lost World』など複数の新作タイトルを販売したものの、厳しい市場環境を受けて低調に推移した。
結果、パッケージ販売本数は、米国229万本、欧州306万本、日本96万本、合計631万本となり、前年同期実績を下回った。
一方で、携帯電話・スマートフォン・PCダウンロード等のデジタルゲーム分野は、オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』、スマートフォン向けタイトル『ぷよぷよ!!クエスト』及び『チェインクロニクル』が引き続き好調に推移している。なお、『ぷよぷよ!!クエスト』は平成25年12月に600万ダウンロード、『チェインクロニクル』は平成26年1月に200万ダウンロードを突破している。
アニメーション映像事業は、劇場版『それいけ!アンパンマン とばせ!希望のハンカチ』の配給収入などが好調に推移した。
結果、売上高は729億34百万円(19.7%増)、営業利益は27億81百万円(前年同期比436.7%増)となったとしている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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13年3月第3四半期
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207,004
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7,074
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8,469
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3,067
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14年3月第3四半期
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303,961
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46,574
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49,175
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44,329
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14/Q3/13/Q3比
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146.8%
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658.4%
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580.6%
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1445.4%
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14年3月期予想
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485,000
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73,000
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72,000
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47,000
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14期予想/13期比
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150.9%
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382.7%
|
344.3%
|
140.5%
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13年3月期
|
321,407
|
19,073
|
20,914
|
33,460
|
12年3月期
|
395,502
|
58,384
|
58,164
|
21,802
|
11年3月期
|
396,732
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68,750
|
68,123
|
41,510
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