ファミレスのジョイフル(大分市)/12月決算 減収減益 外食好調は蚊帳の外
全国へ展開している格安ファミレスの同社は外食業界について、雇用 環境や所得に改善の動きが見られるものの、平成26年4月の消費税の増税を控え、外食などの「日常的な支出」については目立った改善が窺えない状況が続い ている。あわせて、政府の経済政策による「円高是正」に加え、「米国の金融政策の変更」に伴う円安の一層の進行により、輸入品価格の上昇に伴う原価上昇へ の懸念もあり、引き続き厳しい状況が続いているとしている。
期末の店舗数は、直営10店舗及びFC1店舗の出店、直営1店舗及びFC1店舗の退店により、719店舗(直営665店舗、FC54店舗)。
外食産業はアベノミクス効果によりファミレス含めプラスに転じている。しかし、同社は当期も今期もダメジャコリャとなっている。
原因は何だろうか?勝手な見方として(1)同社の店舗が地方に多く、アベノミクス効果が享受されていない店舗が多いこと。客層には高校生からの若年層が多く、アベノミクス効果によっても親などの報酬は増加しておらず、子供のお小遣いが増えていない。(2)親父のホテルに入店しているが、集客に疑問、特に若者の・・・。(3)最近はCMもなく看板メニューに乏しい。(4)倅の限界・・・。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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10年12月期
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60,692
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3,071
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2,980
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1,442
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11年12月期
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60,054
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3,457
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3,419
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623
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12年12月期
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58,677
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3,765
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3,739
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1,917
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13年12月期
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58,027
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2,640
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2,659
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1,372
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13年/12年比
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98.9%
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70.1%
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71.1%
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71.6%
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14年12月期予想
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60,020
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2,170
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2,200
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1,000
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14期予想/13期比
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103.4%
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82.2%
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82.7%
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72.9%
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[ 2014年2月10日 ]
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