アイコン パナソニック/テレビの本拠地 茨木事業所売却へ

パナソニックが、ブラウン管カラーテレビやプラズマテレビの主力工場だった大阪府茨木市の事業所用地(約12万平方メートル)を年内に売却する方向で検討に入ったと報道されている。
パナ社のプラズマテレビ事業からの撤退に伴う資産売却の一環で、不動産会社に12万平方メートルに及ぶ広大な事業地を売却したあと、宅配のヤマト運輸が広大な面積の半分を借り受けることで最終調整しているという。
売 却対象となっている茨木市の事業所は、昭和33年にカラーテレビの生産工場として出発。ブラウン管テレビの衰退後は、パナソニックが次世代テレビの筆頭格 に位置付けたプラズマテレビのディスプレーパネルや薄型テレビの組み立てを担ってきたパナ社テレビ事業の中核施設となっていた。

パナ社は今年3月までにプラズマテレビ事業からの完全撤退を表明。茨木の事業所では、技術者約400人を液晶パネルを生産する姫路工場へ6月までに異動させることから、プラズマテレビの保守サービスに携わる従業員約100人が残るだけになる。このため、パナ社は保守サービスの部隊も他の拠点へ統合し、用地を売却することで検討に着手した。

不動産会社と譲渡契約し、用地の約12万平方メートルの半分程度をヤマト運輸が借りて、配送基地として使う案がだされているという。残りの用地は、住宅メーカーや茨木市が取得に向けて関心を示しているという。
当茨城事業所は、パナ社のテレビ事業中核施設、平成5年当時、訪れたことがあるが、すでに皮膚の毛穴まで見れるというハイビジョンTVを開発、インフォメーションに陳列され、詳しく説明を受けたことがとても懐かしい。
時代の流れは、川下から川上の激流に変わり、時空さえも超えにかかっている。

[ 2014年2月19日 ]
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