正興電機製作所(福岡)/12月決算 大増益
同社は主力の電力部門は、配電自動化システムやリプレース・メンテナンス市場に注力したが、設 備投資の抑制によるメンテナンスや設備更新関係が減少し、受注高は34億29 百万円(前期比▲23.5%減)、売上高は45億23百万円(同▲20.6%減)となったと電力業界の状況を反映したものとなった。それに伴い営業利益も ▲26百万円の赤字となった(前期は1億67百万円の営業利益)。
環境エネルギー部門は、公共関連において水処理システムや道路設備などが堅調に推移し、受注高は95億72百万円(前期比20.8%増)、売上高は87億33 百万円(同15.6%増)となり、安倍政権による公共投資の拡大が寄与した内容となった。営業利益は1億69百万円となった(前期は▲43百万円の営業利益赤字)。水道水の水処理において、小魚を使用し、その異常な動きをセンサーで察知するシステムなど有している。
情報部門は、港湾関連システム向けのサービス分野は堅調に推移したが、金融及びエネルギー関連向けの受託開発分野が減少し、受注高は9億77 百万円(前期比▲21.1%減)、売上高は9億98 百万円(同▲15.9%減)。営業利益は72百万円となった(前期は60百万円の営業利益)。
その他のサービス部門は、環境・省エネ設備関連の取込みなどにより、受注高は22億97百万円(前期比7.7%増)、売上高は22億82百万円(同 18.6%増)となった。営業利益は51百万円となった(前期は▲40百万円の営業利益赤字)。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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10年12月期
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17,149
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150
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82
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-303
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11年12月期
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18,918
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459
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462
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417
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12年12月期
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16,358
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145
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245
|
19
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13年12月期
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16,537
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267
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377
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340
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13年/12年比
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101.1%
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184.1%
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153.9%
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1789.5%
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14年12月期予想
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17,300
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500
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450
|
350
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14期予想/13期比
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104.6%
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187.3%
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119.4%
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102.9%
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