アイコン 消費税増税影響ない40%に マンション購入意向アンケート/メジャーセブン

メジャーセブン(MAJOR7、住友不動産・大京・東急不動産・東京建物・野村不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンス)が、全国のマンション購入意向者約56万人を対象に「新築分譲マンション購入意向者アンケート」の調査した結果を発表した。
マンション購入意向者に尋ね、新築分譲マンション購入に際しての意識調査(2013年度)
マンション購入検討理由は「もっと広い住まいに住みたい」が10年連続トップであった。
また、消費税が増税されても「マンション購入時期には影響がない」と考える人は、前回29.9%⇒今回40.2%と増加した。

【主な調査結果】
1.[現在マンション購入を検討している理由]

 マンション購入検討理由は、
「もっと広い住まいに住みたいから」が調査開始以来10年連続トップ。
「資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから」
「老後の安心のため、住まいを持ちたいと思うから」
「免震構造のような耐震性の高いところに住みたいから」
などが前回より上昇。

2.[理想とするマンションのタイプ]
 理想とするマンションのタイプは、
“信頼できる不動産会社が分譲”、
“信頼できる建設会社が施工”、
“管理会社の信頼性”
がトップ3。
これら“信頼性”は、お金をかけてもこだわりたいポイントでも上位にあがっている。

3.[消費税増税によるマンション購入意識]
消費税増税により、住宅購入時期を
「前倒しする」人は29.1%、
「様子を見る」人は30.2%、
「影響はない」人は40.2%。
前回と比べ、「影響はない」が増加(前回29.9%⇒今回40.2%)。

4.[東京オリンピック開催決定によるマンション購入意欲の変化]
 5人に1人が「東京オリンピック開催によりマンション購入意欲が上がった」と回答している。
以上。

分譲マンション事業者のアンケートであり、質問の仕方しだいだろうが、首都圏ではまだ分譲マンションの供給が多くなされており、それを反映した内容なのか、購入者も消費税の増税より値上がりを意識した購入意欲なのか定かではない。
しかし、消費税増税に対する税制面の対策もあり、また、2020東京5輪を意識しオフィス需要も旺盛であり、建設ラッシュになっていることから、マンション購入意向者も先の値上がりを意識しているものと思われる。
首都圏と田舎とでは、しばらく異なる動きが生じるものと思われる。しかし、いずれ、田舎の主要都市は、こうした東京の動きに追随していくものと思われる。
 

[ 2014年2月28日 ]
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