丹青社/1月決算 大増益 1株益79円 復興工事から東京5輪まで安泰
同社1月決算について、次のように説明している。
1、商業その他施設事業は、都市再開発案件やアミューズメント施設の新改装需要を取り込むとともに、採算性向上に向けた取り組みが効果を現したため、売上高、営業利益ともに堅調に推移した。
結果、商業その他施設事業の売上高は、330億83百万円(前期比5.1%増)、営業利益は8億77百万円(同比36.5%増)となった。
2、チェーンストア事業は、売上高については、微減となったが、習熟度の向上により収益性が改善したため、営業利益は堅調に推移した。
結果、チェーンストア事業の売上高は、130億43百万円(同比▲1.1%減)、営業利益は1億82百万円(同比14.6%増)となった。
3、文化施設事業は、東日本大震災の影響により滞っていた計画が動き出すなど、市場環境が改善したため、売上高、営業利益ともに堅調に推移した。
結果、文化施設事業の売上高は、87億99百万円(同比28.6%増)、営業利益は4億42百万円(同比841.8%増)となった。
官庁工事の歴史資料館や記念会館等展示場スペースなどの施設工事は、官庁工事だけに予算に糸目がつけられておらず、ボロ儲け状態が東北大震災地の復興工事を中心に今後とも続く。
当期の受注高は604億71百万円(同比4.2%増)となっている。
これまでの繰延税金資産の戻し入れによる法人税等調整額が▲6億62百万円が当期利益を押し上げている。
ここもオリンピック関連銘柄であるが、都市開発でもオフィスビルや複合ビルのエントランス・商業施設など工事でも受注機会は多くなる。2020東京5輪まで安泰組。
1株益79.89円。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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営率
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経常利益
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当期利益
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11年1月期
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53,441
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1,020
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1.9%
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1,050
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811
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12年1月期
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52,049
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721
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1.4%
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807
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573
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13年1月期
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53,571
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1,390
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2.6%
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1,474
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1,149
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14年1月期
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57,074
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2,061
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3.6%
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2,177
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2,565
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14年/13年比
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106.5%
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148.3%
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147.7%
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223.2%
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15年1月期予想
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59,000
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2,000
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3.4%
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2,040
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1,610
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15期予想/14期比
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103.4%
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97.0%
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93.7%
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62.8%
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