丸紅/インドネシア高官に贈賄 米司法省89億円の罰金制裁
米司法省は19日、丸紅がインドネシア高官などに対して贈賄を認め、88百万ドル(約89億円)の罰金支払いに同意したと発表した。
丸紅は、インドネシアで電力サービスを提供する約1億18百万ドル(約119億円)の契約を受注するため、米コネチカット州の企業などと協力して、インドネシアの有力議員や国営電力会社幹部に賄賂を提供していた。
米司法省は、丸紅が米海外腐敗防止法(FCPA)に違反したとして、連邦地裁に提訴。19日に8件の罪を認めたという。
以上、ロイター
119億円の仕事を取りに行き、89億円の罰金では、どうにもならんだろう。インドネシアの当該議員や電力会社幹部もこのままでは済まされず、丸紅の首もいろいろ飛ぶことになろう。
丸紅もろくでもない白人会社を絡め、司法省にペラペラ喋られたのだろう。
同社のマニュアルレポートでは、英国で贈収賄法が強化され、コンプライアンスを遵守すると毎年掲載している。
ところで、日本の当局はどうすんだろう。これ以上制裁したら受注額も飛び越すことから、何も対応しないのだろうか。
[ 2014年3月20日 ]
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