アイコン 「虎ノ門ヒルズ」今夏オープン 東京ミッドタウンに次ぐ高さ 高級ホテル「アンダーズ東京」

アンダーズ東京森ビルが特定建築者として東京都港区に建設中のメーン街区「環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業III街区」として進めている「虎ノ門ヒルズ」は、ほぼ完成に近づき、5月末に竣工、今夏にオープンを予定している。
東京環状2号線新橋・虎ノ門再開発として都市計画決定してから約67年。立体道路制度の活用により、今夏には東京に新たなシンボルストリート・環状2号線とともに、東京再生の起爆剤となる“新ヒルズ"が完成する。
「虎ノ門ヒルズ」は、アジアヘッドクォーター特区に指定され、6駅11路線が利用可能な立地、羽田空港にもアクセスが良く、グローバルなビジネス拠点として最適な場所に立地している。

アベノミクスにより膨大な資金が市場にタレ流がされ続け、経済回復は、確実に東京より進展している。三鬼商事の調査によれば、2月の東京ビジネス街区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスの平均空室率は7.01まで落ちている。既にニーズになかなか応えられない空室不足の状況。2020年5輪までは、とことん不動産を核にバブルが急進しそうだ。

<施設概要>
商材地は、東京都港区虎ノ門1-26ほか
敷地面積は、17,069㎡
延床面積は、約24万4,360㎡。
構造は、S一部SRC・RC造地下5階地上52階建て塔屋1層
耐震は、オイルダンパー、ブレーキダンパー、アンボンドブレースの3種の制震装置を採用
建物の高さは247m(最高255.5m)、東京ミッドタウンに次ぎ都内2番目の高さ
施工は、大林組
特徴:当超高層ビルの地下には、環状2号線本線の地下トンネルが貫通しており、高度な技術で建造されている。

<施設内容>
1~4階に、商業施設フロアー/飲食店舗を中心とするコミュニケーションのハブ機能を導入する。
4・5階に、カンファレンス施設、最大2000名収容のホール
6~35階に、オフィス(コンビニ・珈琲ショップあり)
37~46階に、総戸数172戸のマンション
47~52階に、ハイアットのラグジュアリーブティックホテル「アンダーズ東京」(日本初の高級ホテル)を配置する。

なお、商業施設フロアは、庭と一体となる開放的なアトリウム空間にレストランを配置。テーマは、“High Quality Casual”。昼夜バラエティに富んだ食が提供され、親しい友人が集まる新たなコミュニケーションハブとなる。

<「アンダーズ東京」のフロア構成>
なお、アンダーズ東京のフロア構成は、
52階: ルーフトップバー、バーテラス、スタジオ、チャペル、テラス
51階: アンダーズラウンジ、レストラン、スタジオ、ミーティングルーム
47〜50階: 客室164室、トニー・チーと緒方慎一郎氏による「和」のデザイン。                             
37階: スパ&フィットネス
1階: カフェ ダイニング、ペストリー&ベーカリーショップ
ホテル部デザイン監修:トニ・チーアソシエイツ(客室、共用部)、SIMPLICITY (スパ、バンケット、バー)
ホテル経営会社:(株)森ビルホスピタリティコーポレーション
ホテル運営会社:ハイアット インターナショナル アジアパシフィック リミテッド

虎ノ門ヒルズは、立体道路により創出される人工地盤上約6,000㎡の緑のオープンスペースを設置する。その他、非常時の電源供給システムは、通常の東京電力からの受電ができない場合、オフィス用にデュアル燃料型ガスタービン発電機を非常電源として設置、主燃料の都市ガスで連続15日間の給電が可能。都市ガスの供給が停止した場合も重油で連続63時間の給電ができる。
なお、当初の予定では本年6月30日建物竣工、9月30日が完成となっていたが、早まるようだ。


 

[ 2014年3月10日 ]
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