アイコン 公募の市立巽中学校北角裕樹校長を更迭/大阪市 教頭に土下座させるなど・・・元日経記者

 昨年4月にスタートした大阪市の校長公募制度で、日経新聞記者出身で同市生野区の市立巽中学校に赴任した北角裕樹校長(38)について、市教委が3月末で更迭する方針を固めた。
 教員や保護者らと人間関係が築けず、「学校運営の能力が足りない」と判断した。校長としての任期(3年間)が残っているため、市教委は別の部署に異動させる方向で検討している。来週の市教育委員会議で最終決定する。同市の民間出身校長の更迭はこれで2例目。

更迭される北角裕樹校長は、教員とのコミュニケーションにつまずき独断専行、保護者からも反発を受けていた。2学期の途中からは退職した前校長が業務をサポートしていたが、3学期になっても、教員や保護者との関係が改善されず、市教委は更迭を決めた。
 
民間出身校長は「校長職」に限定して公募・採用しているため、他の職に就くことは想定されていない。
ただ、今回は教頭先生に対して土下座させ侘びさせるなど、学校運営に支障をきたしており、他校の校長に配置転換するのも不適当として、市教委は北角裕樹校長を他の部署に異動させる方向で調整している。

 同市の民間出身校長は昨春、全国公募で11人が採用されたが、1人が「自分のスキルを生かせない」と就任約3ヶ月で早々に退職したほか、港区の小学校に赴任後、保護者らへのセクハラ行為が発覚した50歳代の男性校長が更迭され、その後自主退職するなど、すでに2人が辞めている。

 市議会からは「制度の見直しが必要」との声が上がり、来春採用分の経費(2800万円)が新年度当初予算案にいったん計上されながら削除された。今回の更迭で、市議会の反発はさらに強まるとみられる。
 市教委幹部は「校長公募制度は続けたいが、議会や市民の理解を得るのは今後、ますます難しくなるかもしれない」と話している。
以上、報道

 市長がいない間に更迭するとは、市教委もタダモノではない。
 何でもいきなり君の橋下君が、実証実験もろくにせず、校長は全部公募制度に切り替えるという稚策がこうした弊害をもたらしているといえる。
市長は俺だ。何でも責任取るから、好きなようにやる。・・・だが、3権分立の世の中、公明党さんが大阪市の政権から寝返ったため議会からは、最近は冷たくされ、思うようにできなくなってきていた。公明党さんにブチ切れた市長さんは辞して再度市長選に挑んでいる。
現場教育の最高責任者が独裁者じゃ、教育を受ける子供がかわいそう。

[ 2014年3月20日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索