アイコン 高さ1000mのキングダムタワー(Kingdom Tower)着工 サウジアラビアのジッダ

石油資源だけで成金饅頭の国家が成立しているサウ ジアラビア王国、世界一のブルジュ・ハリファに負けてはおれないと、なんと高さ1000mのビル「キングダムタワー(Kingdom Tower)」の着工を今月27日、サウジアラビアの紅海に面した都市ジッダ(Jeddah)で始まる。

建設費用12億ドル(約1,240億円)に上るこの建設プロジェクトが発表されたのは2011年。何度か行き詰まったものの、ようやく地上部分の工事が開始されると、英国の建築雑誌 Buildingが伝えている。

キングダムタワーの高さは、1000メートルを超え、欧州で最も高いビル、ザ・シャード(The Shard)の約3倍になる。
現在、世界一の超高層ビルであるアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ(Dubai)のブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa、828メートル)をも凌ぐ。
キングダムタワーは、高級ホテル、オフィススペース、高級マンション、「世界で最も高い場所にある屋上展望台」などが入った複合用途ビルになるという。

また、ダブルデッキエレベーター(2階建てエレベーター)5基を含む59基のエレベーターが設置される。 
エイドリアン・スミス+ゴードン・ギル・アーキテクチャー( Adrian Smith + Gordon Gill Architecture)が設計したキングダムタワーは、5年3ヶ月後に完成する予定。

中国は当然、1001mのエンペラービルを、1年もかけず建設して世界一だと豪語するに違いない。
(中国では、ブルジュ・ハリファより10m高い838mの「天空都市(Sky City)」を着工から4ヶ月で完成させると工事を開始したが、当局から安全性に問題があるとして、2013年7月強制的に中止させられた)
参考、AFP 

高さ1000mのキングダムタワー(Kingdom Tower)

[ 2014年4月 2日 ]
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