アイコン 3月と2013年度のパソコン国内出荷実績 3月20%増/JEITA

パソコン市場は、MSによるXPの今4月サポートサービス終了により、大幅 に出荷が増加した。今や一般家庭のパソコンは、大容量・高機能化したスマホに取って変わられ、タブレットにいたっては、パソコン機能を兼ねているものも多 く、パソコン市場は交代するのみである。しかし、オフィス市場はそうは行かず、XPのサポート終了により、これまでに買い替えが進んだ。その結果、年度 ベースの1月~3月までの第4四半期は前年同期比30.5%増の脅威の伸びを示した。特にデスクトップは事務所用と見られ45%増を記録、ただ、個人用が 多いノート型は16.0%増にとどまっている。
しかし、今回の出荷は、地デジのTVと同様一過性のものであり、4月以降急速に減少するものと見られる。

<3月>増税前とXPサポートのW効果
2014年3月パーソナルコンピュータ国内出荷実績
<パーソナルコンピュータ国内出荷 3月の概況>

 ○出荷台数は164万2千台(前年比20.8%増)となった。うちデスクトップ:49万8千台(同33.6%増)、ノート型:114万4千台(同16.0%増)、ノート型比率は69.7%であった。
 ○出荷金額は1,312億円(前年比40.7%増)となった。うちデスクトップ:379億円(同50.4%増)、ノート型:933億円(同37.1%増)となった。

<第4四半期> 
○第4四半期(1~3月)の出荷台数は394万台(前年比30.5%増)であった。うちデスクトップ:125万3千台(同45.0%増)、ノート型:268万7千台(同24.7%増)であった。ノート型比率は68.2%となった。
  出荷金額は3,107億円(同45.7%増)であった。

<下半期>
 ○下半期(10~3月)の出荷台数は712万台(前年比25.1%増)、うちデスクトップ:220万8千台(同40.7%増)、ノート型:491万2千台(同19.2%増)であった。ノート型比率は69.0%となった。
  出荷金額は、5,532億円(前年比35.9%増)であった。

<2013年度>
 ○2013年度(4~3月)の出荷台数は1,210万9千台(同8.6%増)、うちデスクトップ:366万1千台(同21.1%増)、ノート型:844万8千台(同3.9%増)であった。ノート型比率は69.8%となった。  出荷金額は、9,263億円(同16.5%増)であった。

 現行体系となった2007年度以降、単月/四半期/年度において過去最高の実績となり、単月では6ヶ月連続で2桁増と前年を大きく上回った。
また、年度においては、4年連続の1,000万台超となった。
 

[ 2014年4月28日 ]
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