三協立山/5月第3四半期 計画を上方修正
同社は通期予想を、為替動向に伴う資材価格の変動状況やコスト改善策の進捗などにより、営業利益(前回120億円)、経常利益(同110億円)、当期純利益(同95億円)ともに前回予想より、下記表のように上方修正した。
第 3四半期までの建設市場については、消費税率引き上げ前の駆け込み需要による新設住宅着工戸数の増加や住宅ローン金利の低位安定とともに、公共投資の伸び が継続したことなどにより、堅調な推移となった。アルミニウム形材及びビレットの国内市場は、一般機械・電機・輸送分野を中心に、好調な動きがみられた。 商業施設市場は、コンビニエンスストアを中心とした積極的な新規出店などにより堅調な推移となったとしている。
第3四半期までの状況は、
1、建材事業は、消費税率引き上げ前の駆け込み需要を背景とした活発な新設住宅着工の取り込みを進めるとともに、販売網の強化や改装・リフォーム需要への対応などを積極的に推し進めた結果、売上高1,618億86百万円(前年同期比5.6%増)、部門営業利益は、90億52百万円(前年同期比40.3%増)となった。
2、マテリアル事業は、太陽光関連需要の取り込みを積極的に推し進めたことや、消費税率引き上げ前の駆け込み需要により、売上高282億18百万円(前年同期比13.1%増)、部門営業利益は、21億56百万円(前年同期比26.7%増)となった。
3、商業施設事業は、コンビニの新規出店需要などを積極的に取り込むとともに、コストダウンなどを推し進めた結果、売上高221億10百万円(前年同期比10.2%増)、部門営業利益は8億33百万円(前年同期比122.7%増)となった。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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13年5月第3四半期
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198,343
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8,980
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8,278
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7,390
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14年5月第3四半期
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212,315
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12,023
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11,130
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8,259
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14/Q3/13/Q3比
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107.0%
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133.9%
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134.5%
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111.8%
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14年5月期予想
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290,000
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15,000
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13,600
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11,000
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14期予想/13期比
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106.7%
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124.2%
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123.5%
|
94.5%
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13年5月期
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271,757
|
12,073
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11,009
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11,635
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12年5月期
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213,510
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6,243
|
5,388
|
3,440
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11年5月期
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206,885
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4,949
|
3,847
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-1,178
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